スウィーニー･トッド フリート街の悪魔の理髪師

19世紀のロンドン。理髪店を営むベンジャミン･パーカーは、悪徳判事タービンによって無実の罪を着せられ、監獄へと送られた。15年後に脱獄し、スウィニー･トッドと名を変えてフリート街へと戻ってきたのだ。大家のミセス･ラベットから、彼の妻と娘の悲惨な運命を聞かされる。妻はタービン判事に追い詰められ毒をあおり、娘はタービンの養女にされ幽閉されたままだという。そこで、スウィーニー･トッドは、商売道具の剃刀を武器に復讐を誓うのだった。死体の処理に困ったスウィーニーにミセス･ラベットがあるアイデアを持ちかけた。それは、死体が無くなり、彼女のパイ屋も繁盛するという妙案。突然おいしくなった彼女のパイ屋、特製ミートパイはロンドン中で評判を呼び、飛ぶように売れていくのだった。